ブラックペアン2の【ブラックペアンの約束】がついに解き明かされた!
って大々的に謳っていましたが、『え?結局どゆこと???』
とハテナが残るな・・と思う方も多いのではないでしょうか。
私も何度も見直しましたが、
いや、分かるかーーーい!というなんとも有耶無耶にされた感がありました。
再度、ガチ考察をしたので、良かったら参考&ご意見をくださいませ!
ブラックペアン2『約束は破られた』の意味は?
天城先生の義父天城司が亡くなる前に『ブラックペアンの約束は破られた』と言い遺した。
ことをきっかけに天城先生がこの真相に迫るのですが・・・
ぶっちゃけ最終的にイマイチ謎が残ったまま終わった気がしているので、もう少し考察してみました。
ブラックペアンの約束の意味
ブラックペアンの秘密とブラックペアンの約束を分けて考えると良いのかなと思います。
ブラックペアンの秘密は、ブラックペアンを飯沼さんの体内に残しているということ。
ブラックペアンの約束というのは、『目の前の患者を救うために医師は存在している』
→『目の前の患者を救う医師でいような!』という医師仲間達の約束だと考えると全ての辻褄が合うかなと思います。
多くの人が混乱しているのは、ブラックペアンの約束とダイレクトアナストモ‐シスを使うなという真行寺先生との約束がごっちゃになっているからだと思います。
私もはじめそう思っていました。
ブラックペアンの約束は破られたの意味
つまり、天城司が最期に言い遺した『ブラックペアンの約束は破られた』の意味は
=目の前の患者を救う約束が破られた
=徳永さんを救おうとしていない
→お前(天城雪彦)が救ってくれ
だったのだと思います。
だからこそ、天城司が持っていたダイレクトアナストモ‐シスの術式が書かれた論文には、「徳永の手術ができるのは雪彦(=天城)だけだ」と書かれていましたし
そこにブラックペアンが一緒にあったのは、ブラックペアン=佐伯教授とともに徳永さんを救ってくれというメッセージだったのではないかと思います。
どちらにしても、天城司の最期の言葉は分かりにくく誤解を生むものであるのは間違いありませんが
課題解釈をすると、あえてそう言うことで天城雪彦を動かそうとしたのかな。とも思います。
天城司が伝えたかったこと
天城司が伝えたかったのは
『目の前の患者を救ってくれ=徳永さんを救ってくれ』お前にしか出来ないんだ。
だったのだと思います。
そして、それには徳永さんの体内の状況をと天城雪彦の身体の状態をよく知る佐伯教授が不可欠でした。
事実、天城雪彦が倒れそうな時に薬を渡し、徳永さんの手術で唯一残る動脈を知っていたのは佐伯教授だったのも納得がいきます。
どうでしょう。
いや、違うんじゃない。こうな気がする。
という意見がありましたらコメントくださいませ(^^)
上記の内容がいまいち分からないという方のために
再度、事実関係を整理してみたのでご参考まで☆
ブラックペアン2 関係図
天城雪彦との関係
渡海征司郎と天城雪彦は実の兄弟(双子)でした。
2人とも渡海一郎の子供です。
3歳のころ渡海征司郎は多発性冠動脈瘤を発症、その治療を渡海一郎と天城司が行い
本来行ってはいけない3歳児の雪彦の動脈を移植する手術で渡海征司郎の命を救った。
しかし、兄である雪彦も、多発性冠動脈瘤を発症する。
自身の動脈を移植している雪彦は、完全な手術が行えないまま成長していくことに。
この違法手術を隠すため&雪彦の身体をダイレクトアナストモ‐シスで治すために雪彦を天城司に託した。
そのため、渡海征司郎と天城雪彦は生き別れの兄弟となりました。
渡海一郎が東城大医院を去らなければならなかったわけ
①そもそも飯沼さんの体内にペアンを残したのは、佐伯教授である。
②ただ、医療過誤ではなく、それしか出血を止める手立てがなく、それがベストは方法であったから。
③しかし、家族や周囲には理解しがたい行為なので、隠し通すことに
④飯沼さんは度々腹痛を訴えていた。
⑤佐伯教授が海外出張中に、たまたま渡海一郎が飯沼さんの身体をみて、体内にペアンがあることを知る。
⑥渡海一郎が飯沼さんの手術をすることになり、そこでペアンを置いたのは自分だという濡れ衣を受け入れ、東城大を去る。
(自身が病気でもう長くないことを知っていて、佐伯教授に医学会の未来を託した)
⑦渡海征司郎がその事実を知り、飯沼さんのペアンを取り出し、佐伯教授の医療過誤を認めさせようとした。
⑧しかし、ペアンと臓器の癒着がひどく、ペアンを取ると出血が止まらず、佐伯教授がブラックペアンで止血してその手術を終えた。
以降、戒めとして、佐伯教授はブラックペアンを使うようになる。
天城司が破った約束
天城司が破った約束は、真行寺先生とした『ダイレクトアナストモーシス』の使用です。
真行寺先生も天城司先生も、目の前の患者を救う!という目的は同じでしたが
真行寺先生は、患者のために危険度の高い術式はやめるべき!
天城司先生は、患者のために治る可能性があるならやるべき!
と、考え方が違ったというのも、今回の人間関係のモツレに繋がっていると思います。
また、ダイレクトアナストモーシスを完成させるということは、天城雪彦を救うことにもなるので天城司先生は、真行寺先生との約束を破り、ダイレクトアナストモーシスを徳永先生の手術で使用しました。
結果、失敗
そのフォローを佐伯教授が行いました。
そして、、いつしかダイレクトアナストモーシスが出来る医師が誕生し、専門の医療施設が出来た時に徳永先生を救おうと考えていました。
これが、天城司からすると『ブラックペアンの約束は破られた』に繋がったのね
天城雪彦は、ダイレクトアナストモーシスを失敗したのは佐伯教授だと思いこんでいましたが、それは違ったということが分かり、義父である天城司が未完成のままにした徳永先生の手術をダイレクトアナストモーシスで完成させました。
まとめ
ブラックペアンの秘密は、ブラックペアンを飯沼さんの体内に残しているということ。
ブラックペアンの約束というのは、『目の前の患者を救うために医師は存在している』
→『目の前の患者を救う医師でいような!』という医師仲間達の約束だと考えると全ての辻褄が合うかなと思います。
ブラックペアンの約束は破られたというのは、目の前の患者を本気で救おうとしてないじゃないか!
=徳永さんを助けろ!
という意味だと考察しました。
いかがでしょうか。
他の考察ご意見もお待ちしています!
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