話題沸騰の「地面師たち」!!
このドラマは、2017年におきた積水ハウス地面師詐欺事件をもとに作成されたのはご存じの方も多いと思います。
ドラマ地面師たちでは、主犯のハリソン山中(豊川悦司)は結局最後行方が分からなずに、逮捕されずに終わっています。
では、実際起きた「積水ハウス地面師詐欺事件」の犯人はどうなったの?
と思ったので、実際おきた事件の主犯は誰でどうなったのか調べてみました。
積水ハウス地面師詐欺事件の犯人
積水ハウス地面師詐欺事件の犯人の名前
実際の犯人の名前はカミンスカス操(旧姓:小山操)と内田マイクだと言われています。
積水ハウス事件の主犯としてよく名前が出るのがカミンスカス操さんですが。
地面師グループの指示役が内田マイクさん
交渉役のリーダーがカミンスカス操さん
のようです。
地面師たちのドラマに照らし合わせると
ハリソン中山(豊川悦司)が内田マイクさん
辻本拓海(綾野剛)がカミンカス操さん
ということですね。
カミンスカス操の読み方
カミンスカス操さんの読み方は、カミンスカスみさお です。
カミンカス操さんの年齢
カミンカス操さんの年齢
2017年11月時点の報道では、58歳と報じられています。
なので、現在(2024年)は約65歳だと思われます。
内田マイクさんの年齢と本名
内田マイクさんの本名は内田マイクのようです。
年齢は
2017年11月時点の報道では、65歳と報じられています。
なので、現在(2024年)は約72歳だと思われます。
カミンスカス操・内田マイクは逮捕されたのか
結論:2人とも逮捕され服役中です。
カミンスカス操・内田マイクの判決
カミンスカス操は
東京地裁(守下実裁判長)で、懲役11年(求刑懲役14年)が言い渡された。
内田マイクは
東京地裁で、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡された。
内田マイクの方が刑が重かったんですね。
主犯以外の逮捕者は
主犯以外には約16人が逮捕されたそうです。
主犯以外の逮捕者の名前・年齢・留置所
2017年10月16日積水ハウス地面師詐欺事件の地面師グループのうち8人が逮捕されました。
8人一斉検挙だと、一つの警察署には収容できないそう。
身柄の拘束先は、当人の住居や留置所の空き状況によって異なりました。
名前・年齢と合わせて拘束先も書いておきます。
逮捕第一陣となった8人の氏名と逮捕時の年齢、留置した警察署
▶生田剛(46)渋谷署(仲介役)
▶近藤久美(35)原宿署(仲介役)
▶佐藤隆(67)赤坂署
▶永田浩資(54)目白署
▶小林護(54)代々木署(運転手)
▶秋葉紘子(74)原宿署(手配役)
▶羽毛田正美(63)東京湾岸署(なりすまし役)
▶常世田吉弘(67)戸塚署(なりすまし役)
*羽毛田正美さんは、この時地主のなりすまし役でした。
*また唯一、容疑を認めているのが羽毛田正美さん。
「娘が病気で金が必要だった」と動機を説明。
*地面師グループの末端で、全容はよく知らなかった。
いつ逮捕されたのか
上記8名は2018年10月18日に逮捕されました。
因みに積水ハウス地面師詐欺事件が起きたのは2017年6月1日です。
事件発覚から逮捕までに1年と4ヶ月。
ただ、この第一次逮捕では、主犯格2人は逮捕に至っていませんでした。
この4日後の2018年10月20日に佐々木利勝(59)を逮捕、三田署に留置。
(地主のニセ振込口座づくりを担っていた)
2018年10月27日に連絡係の岡本吉弘(42)が出頭
2018年10月29日に北田文明を逮捕
その後の三木勝博(63)、武井美幸(57)を逮捕
ここまでで計13人を逮捕
しかし、この時点でまだ主犯格の2人は逮捕されていない。
主犯者の逮捕
田中マイクの逮捕はいつ
警察からすると最大のターゲットが企画立案者である内田マイクでした。
数いる地面師の頂点に立つ男といわれ、積水ハウス事件以外にも、数多くの事件の中心人物であるからです。
(内田マイクさんは積水ハウス事件の前、他の事件で刑が確定し、網走刑務所に服役していました。)
出所して、すぐにまた更に大きな詐欺を企てたんですね・・スゴイ・・
警視庁は2018年11月14日に内田マイクを拘束
女満別空港発羽田空港行きの便に乗せ、東京拘置所に移送。
2018年11月20日、改めて積水ハウス事件で内田マイクを逮捕しました。
また逮捕を察知して逃げていた土井淑雄(お金の移動を担う)を六本木の愛人マンション宅前で張り込み、2018年11月22日に取り押さえた。
土井は積水ハウスから振り込まれた銀行口座の売買代金を引き出し、現金を振り分けた首謀者の一人です。
ここまでで逮捕者は15人。
しかし、あと一人主犯格のカミンスカス操さんだけ逮捕出来ていませんでした。
カミンスカス操の逮捕はいつ
カミンスカス操さんは
2019年1月11日に警視庁捜査2課によって逮捕されました。
なぜ、カミンスカス操の逮捕だけ遅れたのか
カミンスカス操さんの逮捕だけ遅れたのは、カミンスカス操さんは逮捕される前に海外に逃亡したからです。
第一陣検挙の3日前にあたる10月13日1時15分
各局のマスコミ環視のなか、カミンスカス操さんは羽田空港からフィリピン航空ファーストクラスに乗り、悠々と高飛びしたそう。
カミンスカス操の高跳びから逮捕までの経緯
捜査が迫っているのを知ったカミンスカス操は当初、仲間の三木と関釜フェリーに乗って下関から韓国の釜山に渡ろうとしました。
航空便より船便のほうが港の監視態勢が緩いと考えたからです。
しかし三木に誘いを断られ、さらに早朝の船便に間に合わず、いったんは韓国行きを断念。
そこで、愛人のいるフィリピンに向かうことを思い立つ。
はじめ成田空港からJAL便に乗ろうとしたところ、日本の航空会社は警察に通報する危険性が高いと思い直し、羽田から出ているフィリピン航空に切り替えたと
関係者が言っているよう。
カミンスカス操容疑者は、事件の前まで小山操という名でしたが、積水ハウスとの交渉のときは小山武と名乗り、さらに逃亡前にカミンスカスと改姓しています。
事件のリーダー格とされ、日本で逮捕状が出る直前の10月にフィリピンに入国して以来約2カ月、行方が分からなくなっていました。
警視庁は2018年11月に国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配をしていた。
フィリピンの入国管理局によると、カミンスカス操容疑者は観光ビザで入国したが、延長手続きをとっていなかったために違法 滞在状態だった。旅券も失効していた。とのこと
2018年12月19日入管は同容疑者をロハス大通りとブエンディア通りの交差点付近で拘束したとしているが、容疑者は大使館に『出頭』する代わりに身柄や報道対応について大使館と交渉しようとしていたとの情報もある。
*入管によると、同容疑者は「一方的に罪をかぶせられたくない」と、早期の帰国を希望して大使館に出向いたと話しているという。
カミンスカス容疑者は拘束後にマニラ市イントラムロスの入管で事情聴取を受け、タギッグ市の首都圏警察本部のバゴンディワ基地内にある入管収容所に移送。
2019年1月11日に日本に送還。
これで、全部で16人逮捕されたことになります。
まとめ
『地面師たち』の元ネタとなった積水ハウス地面師詐欺事件。
実際の事件は、未だに謎に包まれている部分が多く、ある意味興味深い事が多いです。
それも含め「地面師たち」何回みても面白い作品だと思います。
まだ、見てない方はぜひご覧ください!
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